この記事はこんな人におすすめ
- 卒論の書き方をとりあえず本で勉強したい
- 論文の書き方の本を読んでみたけどなんかわかりにくいし難しい、どの本がいいの?
- 実際に本を買った人の意見が聞きたい
卒論を書こうにも、何をどう書いたらいいかわからない、という方が多いと思います。
人から教わろうにも、残念ながら先輩や指導教官が頼りにならない、という方もいるでしょう。
他人の論文を読んでみても、自分の場合にはどう落とし込んで書いたらいいか途方に暮れてしまう…
もしあなたがそんな状況に陥っているなら、一度卒論の書き方についての本を読んでみるのがおすすめです。
ここでは、私が実際に購入して読んだ本で、特に卒論(卒業論文)の書き方を学ぶためにおすすめできる本をご紹介します。
両方ともAmazonで販売されている商品ですから、すぐに手に入れられます。
目次
卒論の書き方を学ぶためのおすすめ本
論文に関する本はそれなりにあるのですが、卒論向けの本となると意外と少ないです。
通常の論文も卒論も本質的には一緒なんですが、なるべくなら卒論に特化して書かれている本の方が、あなたも参考にしやすいですよね。
と、いうことで、特にあなたにおすすめしたい本がこちらです。
次点で、次の本もおすすめです。
『よくわかる卒論の書き方』をおすすめする理由
この本をおすすめする理由は、単なる文章の作法だけでなく、卒論のための研究方法や発表方法についてまで、卒論に関する知識が網羅できるからです。
「浅く広く」でもなく、卒論の各パート(序論・本論・考察・結論・要約など)の書き方がきちんと例文ありで解説されています。
「考察ってどう書けばいいんだっけな…」と思った時に、すぐに該当するページを確認して書き進められます。
もちろん、特定の分野の専門知識に関しては対応する専門書が必要ですが、卒論の書き方・進め方に関してはこの一冊があればなんとかなります。
Amazonの在庫品なのですぐに手元に届くのもいいところです。
欠点としては、電子書籍がないことと、単行本サイズよりちょっとデカイことです(笑)。
目次を紹介すると以下の通りです。
- 卒論とは何か
- ゼミでの学び方(ゼミ選びや議論の仕方など)
- 論文の書き方
- パソコンの使いこなし方(ワード、エクセルの使い方など)
- 文献の集め方
- 研究の進め方(テーマの深め方や研究計画書の書き方など)
- 卒論の書き進め方
- 研究の方法(インタビュー調査や実験方法、分析など)
- 卒論提出後にすること(口頭発表やポスター発表など)
単に文章をどう書くか、だけでなく準備から発表まで、スタートからゴールまで面倒を見てくれる一冊です。卒論に特化してここまで詳細かつ実用的に書かれた本は他に知りません。
『新版 論文の教室 レポートから卒論まで 』をおすすめする理由
こちらは卒論に特化した内容ではなく、論文全般に関しての書き方を学べる本です。けっこう有名な本です。
この本の特徴は、何より読みやすさです。対話形式でゆるい雰囲気の本なので、本を読むのが苦手な方でも読みやすい本です。(大学生が本読むの苦手って言ってたらあかんですが…)
卒論だけでなくレポート、小論文など、論理的文章全般の書き方をステップバイステップで学んでいけるので、論文執筆の基礎を固めるのに使えます。
かなり初心者向けなので、それなりに論文を書いたことがあって「卒論の書き方をピンポイントで知りたい!」という方には、『よくわかる卒論の書き方』の方がいいと思います。
ちなみにこちらは電子書籍版があります。
まとめ|少なくともこのうちの1冊読めばなんとかなる
今回は、卒論の書き方を学ぶためにおすすめの本をご紹介しました。
『よくわかる卒論の書き方』を読めば、卒論の書き方については一通り必要な知識を得ることができますから、少なくともこの一冊があればなんとななります。
論文をはじめとした論理的文章を書くことに苦手意識のある場合は、『新版 論文の教室 レポートから卒論まで 』を読んでみると自分の文章力の底上げになるでしょう。
本選びの参考にしてみてください。