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【卒論の口頭試問対策】質問内容・準備・服装やフルボッコにされて落ちる可能性について

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この記事はこんな人におすすめ

  • 卒論を提出したけど、3日後に口頭試問がある…何聞かれるんだ??どんな服装で、何を準備していったら?
  • 口頭試問(卒業面接)が怖い、胃が痛い。やらないで済むならそうしたい。正直欠席したいww
  • 口頭試問ってフルボッコにされるって聞いたけどそれマジなん…?書き直しとか落ちることとかありえるの? と2chで調べてる…

卒業論文を出した後の大学生にとっての最後の難関、口頭試問
あなたはうまく突破できる自信がありますか?

おそらく、自信満々なんて人はほぼいないんではないでしょうか。
ヘマをしてしまったらどうしよう、恥をかかないだろうか、聞かれることはなんだろう、という気持ちでいっぱいではないでしょうか?

大丈夫です。

そんなあなたでも、この記事通りに対策を練っていただければもっと楽な気持ちで口頭試問が迎えられるはずです

なぜなら、この記事には、口頭試問が怖くて仕方ない方向けに、口頭試問で聞かれる内容や、対策方法などについてまとめてあるからです。

「そもそも不合格になることもあるのか」「服装はどうしたらいいのか」といったことについても同様にまとめてあります。

それでは、続きを読んでいきましょう。

卒論の口頭試問が怖い理由とその対策

さて、そもそもなぜ口頭試問が怖いのでしょうか。

私もとても口頭試問が怖かったです。

失敗するんじゃないか、落とされてしまうんじゃないか、いろんなことが頭を駆け巡っていて、気が休まりませんでした。

しかし、今思えば、「何をそんなにビビっていたのか…」と思います。
やってみれば案外拍子抜けするものです。

それでも口頭試問が怖くて不安になるのには理由があります。

「何をするか(されるか)わからない」から怖いのです。

逆に、何をするのかきちんとわかっておいて、それに対する対策を立てておけば、不安や恐怖は激減します。

まずは口頭試問が何者なのかを理解するところから始めましょう。

卒業論文を出しても口頭試問で落ちることはあるのか

結論から言えば、「ほぼない」と思っていいです。

考えてみれば、1年かけて卒論をやってきたのに、ものの30分程度の口頭試問が不出来だったからと言っても、あっさり不可にして留年させて学生の内定もぶっつぶすのは無理があります。
※海外の大学ならふつーにあり得ますが

真面目で努力できる人でも、そのような面接の場が苦手でうまく回答できない人がいるのも学校側もわかっています。
主査副査の先生も、多少回答がいまいちだからと言って落とすような酷いことはしません。
というか教授でもしゃべるの苦手な人いますし。

就活ではコミュ力など総合的なあなたの魅力を見ますが、卒論の口頭試問は違います。
卒論テーマが理解できているかの最後の確認です。

ですから、「口頭試問でうまく答えられないと落ちるのでは」と過度に心配する必要はありません。

ですが、例外があります。

卒論がコピペ・代行の場合は注意が必要です。
(そもそも犯罪なんですけど)

コピペや代行の場合は、自分が卒論を書いていないので、自分で自分の卒論の内容が把握できていません。

加えて、基本、バレているか、よくて疑われていると思った方がいいです。

ですから、卒論がコピペや代行である場合は、容赦のない追求にさらされる可能性が高いです。

結果、「やっぱりコピペだったね」となれば、不可判定か書き直しを迫られる可能性があります。落ちたら結構シャレになりません。

よって、結局徹底的に自分の論文テーマについて勉強して対策をしないといけません。

まとめると、

  • 自分で卒論をちゃんと書いた → 対策すれば心配ない
  • コピペか代行を使った → 本気で対策しないと落とされるか、再提出か

ということです。

対策しないのは論外なので、ちゃんと対策してください。

口頭試問はフルボッコにされて当たり前

口頭試問って教授陣からボコボコにされる処刑場みたいな場所なんでしょ…?(ガクガク)

と思う方もいらっしゃいますね。

結論から言えばそうです。
フルボッコにされて当たり前です。

でも、フルボッコにされても基本的に落ちません。

しかし、学部生の卒論においては、向こうとしては「あなたがちゃんと研究テーマについて向き合ってきたか」ということが確認できればいいのです。

それを確認するためにあなたに色々質問するわけです。

意地悪をしようとしているわけではありません。(ただし教授陣の性格とあなたの普段の振る舞いによります。まだ時期的に余裕がある人は、ゼミなどでは良好な関係を築いておけば得するかも)

よって、ボコボコにされても当たり前、くらいに思っておき、自分として今できることにフォーカスしましょう。

社会人になったら腐る程ボコボコにされるので、それと比べたら全然楽ですww。

面接が苦手でも大丈夫

人前に出ると赤面してうまくしゃべれなくなったり、黙ってしまったりする方もいると思います。

しかし、卒論の口頭試問は就活の面接とは違います

あなたがしゃべりが苦手でも、「ちゃんと卒論に向き合った」「卒論のテーマについて理解できている」ということが確認できればいいのです。

あなたのキャラクターを見ているわけではないので安心してください。

完璧に黙ってしまったら教授陣も判断しようがないので、少しずつゆっくりでもいいので回答を頭の中でまとめて発言しましょう。

口頭試問の内容とは

では、実際、口頭試問ではどんなことがどんな風にきかれるのでしょうか。
口頭試問が一体なんなのかを解説していきます。

口頭試問はプレゼン+質疑応用

口頭試問がどのように進行するかは、学校によってまちまちです。

一般的には、あなた一人に対して、3名〜の教授陣が審査員としてつき、

口頭試問の流れ

  1. 名乗り+挨拶
  2. あなたが5分程度で卒論の内容をプレゼン
  3. それに対して教授陣が質問
  4. あなたが答える

という流れではないかと思います。

私の場合は、指導教官の控え室が面接会場で、3名の教授陣が面接官でした。
口頭試問の流れはまさに上の通りで、私がプレゼンしてからの質疑応答でした。

  • その研究にはどんな意義があるのか
  • なぜその実験方法を選択したのか
  • なぜその考察に至ったのか

という質問が主だったと思います。

口頭試問については、大学でばらつきがあるので、先輩や指導教官に質問して、口頭試問についておおよそのイメージを作っておくといいでしょう。

質問内容は卒業論文に書かれていることへの指摘

口頭試問で教授陣から質問される箇所は、基本的にあなたが卒業論文に書いたことからです。ですからだいたい以下の範囲に収まるはずです。

質問されそうな箇所

  • 背景について
  • 研究方法について
  • 結果について
  • 考察について
  • 今後の課題
  • 参考文献について
  • 関連する研究について

これらについて、以下のような切り口から質問されます。

突っ込まれ方

  • もっと詳細に教えて欲しい
  • その根拠は?(なぜそう思うのか?)
  • なぜそれを選択したのか(研究方法や参考文献)
  • 関連する研究についてのあなたの意見
  • 教授陣からの提案、疑問に対してのあなたの意見

例えば、

  • もっと詳細に教えて欲しい
    例1)この研究が実現するとどんな社会的意義があるのかもっと詳しく教えてくれますか?
    例2)その〇〇という実験方法について、どうやってどんなサンプルを用いたのかもう少し詳しく教えてください。
  • その根拠は?(なぜそう思うのか?)
    例1)なぜその〜という結果から、〜という考察が導けるのか教えてください。
    例2)〜という問題提起の部分について、なぜそれが言えるのか詳しく教えていただけますか?
  • なぜその研究方法・参考文献を選択したのか
    例1)Aという研究方法でもいいような気がしますが、なぜBにしたのですか?
    例2)この引用(参考文献)は、どういった意図で引用したのですか?
  • 関連する研究についてのあなたの意見
    例1)〜に関しての論文は読みましたか?
    例2)〜という研究では〜と言われているのですがそれに対するあなたの意見はどうですか?
  • 教授陣からの提案、疑問に対してのあなたの意見
    例1)〜という方法もあるとおもうのですが、どう思いますか?
    例2)〜についても調べる必要があると思うのですがどうでしょうか?

という感じでしょうか。

もちろん、教授陣からどんな質問がくるかは完璧にはわかりません。
ただし、おおむね上に挙げたような質問が飛んでくる可能性が高いです。

上に挙げた質問については対策をしておけば、ある程度の質問は対応できるでしょう。

卒論の口頭試問の対策

口頭試問がなんであるかがだいたいわかったら、続いて口頭試問の対策についてお話ししていきます。

質問には「結論+根拠or補足」で回答する

まず、卒論に限らず、コミュニケーションの基礎的な能力として、相手の質問への答え方を覚えましょう。

質問には、結論と根拠で回答します。

聞かれたことに対して、まず結論を言ってから、根拠や補足を述べるのです。

答え方のテンプレ

  • 「(結論)〜と思います。(根拠)なぜなら〜」
  • 「(結論)〜です。(補足)〜は〜です」

という回答のテンプレートを覚えるといいでしょう。

例えば、漫画が幼児教育に与える影響に関しての研究をしたとして、

「なぜ漫画は幼児教育にいいと思うのですか?」

という質問が来た場合は、以下のような回答が好ましいでしょう。

  • 質問
    「なぜ漫画は幼児教育にいいと思うのですか?」
  • 答え
    「(結論)コミュニケーションの訓練になるからです。理由は3つあります。(根拠・補足)一つ目にまず、漫画にはストーリーがあり、登場人物が存在します。ですから、人情の機微を理解する助けになります。二つ目に、普段の生活では触れない言葉にも触れられるため、語彙力が高まります。最後に、背景や表情から情報を読み取らないとならないため、想像力の訓練にもなります。(まとめ)これらの点がコミュニケーション力の発達のためによい効果を与えると思われます」

このように、まず結論を端的に述べてから、その結論を証明する根拠や考え、補足情報を述べることで、相手に伝わりやすい回答をすることができます。

人間らしいコミュニケーションを取ろう

口頭試問では、相手はロボットではありません。人間です。

コミュニケーションをとっていい、というより取るべきです。

ある程度の緊張感と礼儀は必要なものの、普段のように会話をしてかまいません。
言葉のキャッチボールをするのです。

教授によっては、あえて緊張感を和らげるために雑談を挟んでくれることもあるでしょう。

もちろん、質問の意図や内容がよくわからなかったり、
聞こえなかったりすれば聞き返して構いません。

「口頭試問だから」と無理に特殊なコミュニケーションを取ろうとするのではなく、緊張感と礼儀は保ったままで普段と同じコミュニケーションをしましょう。

想定される質問は全てリストアップしておく

質問されてあたふたしないように、想定される質問は全て箇条書きでリストアップし、回答を考えておきましょう。

自分だけで想定される質問を考えても数が限られるので、友人とお互いの想定される質問を考えあうのがいいでしょう。

  • あなたのテーマについて詳しい人
  • あなたのテーマについて詳しくない人

の両方に協力してもらえるのが望ましいです。

詳しい人なら、突っ込んだ質問がリストアップできますし、詳しくない人なら初歩的な質問がリストアップできます。

友人と模擬面接しておく

友人と模擬面接をしておくのは非常に効果的です。

なるべくなら、あなたのテーマにある程度詳しい人と模擬面接をしましょう。

なぜなら、詳しくない人と模擬面接をしてもあまり突っ込んだ質問が出てこないからです。
(ただし、専門知識を素人にわかりやすく説明する訓練にはなります)

本番を想定して、まずプレゼンをしてから、友人に思う存分突っ込んでもらいましょう。

これで理解不足な部分や、説明が苦手な部分が洗い出せると思うので、その部分を繰り返し補強していけばどんどん口頭試問に強くなれます。

また、プレゼンについては原稿を作って確実に対策しましょう。

レジュメを作っておく

実際に口頭試問の際に使えるかわかりませんが、レジュメ(要旨・要約)を作っておいた方がいいです。

なぜなら、頭の中の整理になりますし、説明の助けになるからです。

実際に本番で使用することがかなわなかったとしても、レジュメを作ることで頭の中が整理されて、口頭試問で質問されてもうまく答えられるようになります。

服装が私服かスーツかは学校次第

服装や持ち物については、学校によって違うので、先輩や友人に聞くか、学内情報で確認してください。

「なぁ口頭試問って、スーツかな…?」と何人かに聞けば、傾向がわかるのでそれに合わせたらいいでしょう。

どっちかといえば、スーツの方が無難ですね。

とはいえ、服装を間違ったとしてもそれによって落とされることはないと思うので過度に心配しなくて大丈夫です。

口頭試問が怖い人へのリラックスの仕方

口頭試問は教授陣に取り囲まれて質問ぜめにあうので、その様を想像するだけでも怖いし緊張しますよね。

以前に卒論発表会での緊張を和らげる方法について解説していますので、以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ|口頭試問の対策は理解と準備から

さて今回の記事では「卒論の口頭試問の対策をしたい」「卒論の口頭試問が怖い」という方向けに、口頭試問への対策等をまとめてみました。

  • 口頭試問の恐怖や緊張は、「口頭試問で何を聞かれるのか」がわかっていないから生じる。まずは口頭試問の内容について詳しくなっておくこと。
  • 口頭試問は、卒論のテーマや研究したことについてちゃんと理解できているかの確認。就活と違ってコミュ力やキャラクターなどを見るものではないのでカッコつけなくていい。
  • 準備は周到に。模擬面接や想定質問のリストアップは必須。

大学生最後の関門と言ってもいい、口頭試問。

せっかくならバッチリこなして、悔いなく大学生活を追われるようにしましょう。


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